ぴよぴよ墓マイラーが行く!東京に眠る歴史上の偉人巡り その1
こんにちはRITUです✨
以前のブログで墓が好きだと、しなくてもいいカミングアウトをしました(笑)
↓カミングアウト記事(カミングアウトと言っても別に墓への愛は叫んでいませんよ(笑))
いや、墓が好きってマイナーだとおもうじゃないですか。
私、自分で言っててマイナーだと思っていましたもん。
でも、調べてみたら世の中には「墓マイラー」を公言され、たくさんの世界中の偉人の墓を巡っている人がいるんですよ!
知らなかった・・・!
墓好きなのに、墓マイラーというブームを知らないという取り残され感。
こ、これは是非とも墓マイラーを自称せねば!
初心者で歴史が苦手なため偉人巡りといったって、難航するであろう事がやる前から予想されます(笑)
そこで墓マイラーではなく、「ぴよぴよ墓マイラー」と称して東京の偉人を巡ろうと思います。
やる前から、ちょっとワクワクしてきました。
歴史上の偉人を訪ね、その人について調べたら新しい発見や気付きがたくさんありそうです。
まずは先日、文豪「夏目漱石」を訪ねましたのでその事を書いていきます。
墓マイラーとは?
いや、そもそも墓マイラーって何さ?
そう思った方も多いでしょう。
私だってグーグル先生に「墓巡り 趣味」で、たずねた時に「こんなのもあるよー」って教えてもらうまで知らなかったです。
ちなみに、墓巡りを検索しようとしたら、予測変換で「趣味」がでてきて仲間がいた事がちょっと嬉しかったです(笑)
墓マイラーとして有名なのは「カジポンさん」
なんと今まで2500人以上のお墓を巡礼し100か国を巡っています。
もともと文芸好きがこうじてお墓の巡礼をはじめたみたい。
ホームページに今まで巡った偉人の方の墓やその写真があります。
大きな壁にぶつかった時、思い悩んでいる時に出会った文学や映画を見てたくさん救われてきた。その経験から作者の方へ「ありがとう」という思いを伝えたい。その気持ちが墓巡りの原動力となっているそうです。
その思いが素敵なんです。
お墓は既に他界している相手に最も近づける場所。
墓とはいえ直接本人に御礼を言えるなんて、これほど嬉しいことはない。
墓前ではいつも圧倒的な感動に包まれる。
生活感がなく、どこか架空の人物として感じていた教科書の中の偉人たち。
自分の小ささを思うと、坂本龍馬のように視野の広い人間がこの世に実在したとは思えない。
しかし、生きていたから墓があるのだ。
墓石を触ったり、土にそっと手を置くと、彼らが本当に存在したという事実が全身に流れ込んでくる。
そして心の底からのありがとう」を伝えた時、人生が一歩前に進んだと強く感じる。
世界のお墓(墓マイラー巡礼)より引用
めちゃくちゃ格好いいですよね。
10代の終わりから40代になる現在までとホームページにはあったので、20年から30年の経験からくる言葉は違います。
私はこんな風に深い思いでお墓を巡っていたわけではないけれど。
他にもたくさんのメッセージが胸にささりました。
いつどうなっても後悔のないよう毎日を全力で生きる
そんな気持ちをもって偉人の胸をかりるつもりでお墓を巡りたいと思います。
墓を訪ねて
先輩「墓マイラー」カジポンさんの言葉に胸をおどらせつつ、新米「墓マイラー」はぴよぴよと初めての偉人のお墓に行ってまいりました。
皆さんもご存じ「夏目漱石」です。
夏目漱石さんのお墓がどこにあるかご存知ですか?
東京にあるんですよ~。私も友達に聞いて初めて知ってびっくりしました。
墓を訪ねて三千里しなくても、意外と近くにあるものです。
夏目漱石さんのお墓は東京、豊島区の雑司ヶ谷霊園にあります。
雑司ヶ谷霊園は有楽町線の東池袋駅または副都心線の雑司ヶ谷駅から歩いて10分ほど。
または都電荒川線の都電雑司ヶ谷駅を降りて5分ほどで到着します。
電車を降りて歩いていくのもいいですし、都電で景色をゆらゆら見ながらぶらり途中下車もいいかもしれません。
もう少ししたら沿線沿いの薔薇がキレイに咲きますので、見ているだけで癒されます。
雑司ヶ谷霊園は総面積106.11㎡をほこる大きな霊園です。
おー!と思いつついまいち伝えられないサイズ感。
東京ドームに例えると2.26個分です。
・・・伝わるのかなこれで。私スポーツをしないのでいまいち東京ドームで例えられても分からないんですが(笑)
とにかく大きいです!
雑司ヶ谷霊園は大きなケヤキの木があったり自然も豊かでとても気持ちが良かったです。
どうして大きな木って、あんなにもエネルギーがあるのでしょう。
みているだけで元気になります。
雑司ヶ谷霊園には夏目漱石さん以外にもたくさんの偉人が眠っています。
どこにどの方のお墓があるかも霊園内にマップがあるので、簡単に探す事ができますよ。
そして、こちらが夏目漱石さんのお墓です。
立派なお墓で、初めての偉人の方のお墓という事もあり、なんだか感動してしまいました。
夏目漱石
夏目漱石さんはどのような人かはご存知ですか?
紙幣にもなった文豪です。「吾輩は猫である」や「坊ちゃん」など学生時代に読んだ人も多いのではないでしょうか?
夏目漱石さんはとても優秀な人だったそうです。
そして同時に歴史をみると、とても神経質で極度の神経衰弱にも度々おちいります。
そして49歳という若さでこの世を去ります。
今回調べていてびっくりしたのが、夏目漱石さんの脳が今も東大に保管されている事。知っていましたか?
「えっ!怖っ」と思ったのですが、解剖はご遺族の意思だったそうです。
娘さんとの突然のお別れの原因を、解剖しなかったため分からなかった事をずっと心残りにしていた夏目ご夫妻。
そこで、漱石さんがこの世を去った時に「原因や病気の痕跡をつきとめ医学の将来の役にたてて欲しい」そんな思いから奥様が解剖を願ったそうです。
そして解剖された漱石さんの脳は当時の男性よりもやや重く前頭葉が著しく発達しているそうです。
夏目漱石さんは、たくさんの経験をして、精神を病みつつもたくさんの作品をだしています。
その言葉からはやっぱりつたわってくるものがたくさんあります。
たくさんの名言・格言があるのですが、私が考える事になった格言をひとつ。
自分のしている事が、
自分の目的(エンド)になっていない程
苦しい事はない。
夏目漱石の名言・格言より引用
自分の目的って大事ですよね。
特に夏目漱石は自分の目的や行動に悩んでいるイメージがあります。
私もASkアカデミー・ジャパンの研修を受け、自分の目的を見返しました。
自分の今行動していることは自分の目的に繋がっているものなのか。
自分の行動と目的をリンクさせていく必要があるなと思いました。
まとめ
今回ぴよぴよ墓マイラーは夏目漱石さんを訪ねました。
東京で眠る偉人は他にもたくさんいます。
題名を「その1」としたのは、ちゃんと継続して自分を磨いていくため(笑)
まだ「その2」どこに行くかはノープランですが、お送りしていこうと思います。
たくさんの偉人から色々な事を学び、
いつどうなっても後悔のないよう、自分の目的に向かって行動し毎日を全力で生きる。
そんな人生にしていくためにまずは毎日、そしてこの3月を過ごしていこうと思います。
【参考・参照サイト】
歴史に名高い作家 日本の文豪「夏目漱石」の人生
死せる夏目漱石、東大の病理解剖室へと運ばれる。