東京のお寺でヨガ リラックスしながら自分に向き合えるのでオススメ
こんにちはRITUです✨
以前ヨガについての記事を書きました。
今回はスタジオ(?)を飛び出してお寺でヨガを体験してきたのでその様子をレポートしたいと思います。
お寺のヨガはスタジオとはまた違った魅力がありました。
お寺の雰囲気はもちろんですが、夕方に行ったので、だんだん日が暮れる様子が分かるんです。
ヨガをしている最中も日が暮れる様子を光で感じられてとても良かったです。
勝林寺へ
それでは、まず今回の寺ヨガの舞台になる勝林寺へ向かいます。
場所は山手線の駒込駅と巣鴨駅のちょうど中間くらいでした。
どちらから行っても15分くらいです。
私は巣鴨駅から向かう事に。
時間に余裕がありましたので、巣鴨の地蔵通りをうろちょろしてから向いました。
流石おじいちゃんおばあちゃんの原宿です。
人が多いし、何故かおじいちゃん道の真ん中で止まっちゃうしで、なかなか大変でした(笑)
今度はまたゆっくり行こうかなぁ。
地蔵通りをフラフラした後に目的の勝林寺へ向かいます。
が・・・、そこで事件!!
勝林寺がある辺りはお寺やお墓が多い場所です。
途中霊園を横切ったのですが、気付いたら見当違いな方向へ向かっていました(笑)
いやはや余裕持って出かけて良かったです。
そして、目的地が見えてまいりました。
黒いモダンなお寺が見えたらそこが目的地になります。
手前にある庫裏(集会場や住職家族のおうち)も和モダンで素敵なんです。
ちょっと旅館みたいなイメージです。
有名建築家による設計
素敵な建物だなぁと思ったら、やはり建築家による設計でした。
こちらは手塚貴晴・由比氏による設計です。
何故建築家に依頼したのかその理由がホームページにのっていましたが、素敵だったのでのせますね。
住職の人生の中で大きな転機になったのが東北の震災でした。被災地に何度か足を運ぶ中で、お寺が地域の人々の支えとなっている姿を目にし、お寺の「未来」を感じました。
お寺には、人を包み込み、ホッとさせてくれる場の力があります。祈りの場として、訪れる人を温かく迎え、懐かしさと未来へのつながりを感じていただけたら・・・・・・そんな願いのもと、住職は本堂の建築プロジェクトを開始。
勝林寺についてより引用
そして、できたのがこちらの本堂(拈華堂)です。
先程の門をくぐると目の前に「バーン」と登場します。
全ての壁が木製のブラインドのようになっていると説明したらいいんでしょうか?
本堂が明るい場合は中からの光が、そして本堂が暗い場合は外からの光が差し込んでいてとてもキレイなんです。
また本堂の中は、大きな柱もなく広々としていて梁が見えているのも格好いい。
中を照らす照明は豆電球のようなシンプルなライトがいくつか下がっているだけなんですが、それもオシャレです。
そして、本堂の中に入るには一度横の庫裏を経由して、さらに渡り廊下を通っていくというのも良いですよね。
その面倒臭さがたまりません。(褒めてます)
建築家の建造物って、訪れる人に「視覚的な、そして心理的な変化」を建物で起こさせるのが凄いなと思うんです。
だから経路も計算されているし、光の入り方も凄く感動します。
是非、建築家が設計した建造物を見る際はその辺りを意識して感じて見てください。
ヨガスタート
さて、なんだか1人盛り上がってしまいましたが、これからが本番です。
住職さんに案内されて本堂へ。
ちなみに、庫裏では金継ぎ(割れたお皿を金で継ぐこと)の教室?体験?をされていました。
気になりつつも、もうすぐヨガがはじまるので急ぎます。
・・・いいなぁ。金継ぎ一度やってみたいんだよなぁ。
金継ぎしたお皿は縁起が良いといいます。でも、金継ぎしたいほど大切なお皿も持ってはいないんですが。
話を戻します。
ヨガの前には寺ヨガの醍醐味なんでしょうか?
住職さんと一緒にお経を読み上げ、お話を聞く時間がありました。
ちなみに勝林寺は臨済宗です。
知らないなぁって思ったけど金閣寺や銀閣寺も臨済宗なんですって。
知らなかった!と思ってふむふむと思いつつお経を読み上げます。
ちなみに、全然上手に読み上げられなかった(笑)
何だかスピードに追いつけず息継ぎするタイミングが分からなくて・・・。
た、多分、上手にできなくても大丈夫だから!
な、慣れてないだけだもん。
ちなみに、私の実家は浄土真宗なのですが、ちょっとお経が違った気がします。
法事とかで聞くだけなので勘違いかもですが(笑)
そして、私は特に宗教を信仰していない人なんですが、お坊さんでも牧師さんでもお話を聞くのはやはり良いですね。
(神主さんからお話を聞いたことはないんですが、多分良い話をしてくれるのでは?)
住職さんのお話も良いお話でした。
その後、ヨガに入っていきます。
ちょっぴりプルプルしたり、できないポーズもありましたが概ねなんとかなりました。
そして、今回良かったのが光なんです。
先程書いたように、本殿は扉が木のブラインドのようになっていて光が入ります。
ちょっと私の写真ではわかりにくかったのでこちらをご覧ください。
こちらのお寺では音楽もやったりするようなので、そちらでやったイベントの時の写真だと思います。
音楽イベントも気になりますよねー。
この通り光が入ります。
そして、ヨガ中は本殿の中は薄暗くしますよね。
ヨガをスタートした時には明るかった外も、だんだんと暗くなり、赤く染まっていきます。
そして、この本堂はまわり3方向をお墓に囲まれています。
だから赤い空とお墓のシルエットが、この壁越しに見えるんです。
とても、神秘的で心に訴えるものがあり良かったです。
これは実際に体験しないとわからないと思うので是非体験して欲しいですね。
私はお墓が好き(あ、これは少数派ということは知っています。)なのですが、
そうでない方も、必ず感じるものがあると思いますか。
太陽からエネルギーを感じる方は多いはず。日没を実際に感じながらのヨガはなかなかできません。
まとめ
今回は寺ヨガについて書いてきました。
スタジオでのヨガだと鏡があったり、ホットヨガができたりなど、スタジオならではの利点があります。
しかし、外でのヨガもとても良かったです。
私は寺ヨガは初めてでしたが、宗教色もさほど強くないですよ。
気のいい住職さんから話が聞けて楽しいくらいです。
他にも朝に外でやるヨガなどもあるので、今度はそういった体験もしにいきたいと思います。
なかなか自分で感じた事を言葉で言い表しきれませんでしたが、少しでも伝わっていたら嬉しいです。
もし、気になったら是非遊びに行ってみてください。
私とは違うものを感じ取るかもしれません。
何かの行動のキッカケになったら嬉しいです。