有名建築家が建てた建物を巡る旅 岐阜旅行記

おはようございますRITUです✨

先日友達と愛知・岐阜に旅行に行ってきました。
今回の旅行の目的は「有名な建築物巡り」です。

 
先日オススメの国内旅行3選、国外旅行3選の記事を書きました。旅行に行きたい方や行った気分になりたい方はこちらもご覧ください。

ritulife.hatenablog.com

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今回は愛知・岐阜と言う事で、名古屋まで新幹線でいき、そこからレンタカーをかりて色々な場所をめぐりました。

友達が建築関係の仕事をしているため、見たいといっていた建物をめぐる旅になりました。
有名な建築家の方の建物は素人でも見ているだけで楽しくて面白かったです。
私は建物や風景を見るのは好きなので、尚の事楽しかったです。

観光地だけでなく、そんな国内旅行も楽しいですよ。
今日は今回面白かった「建物」にスポットをあてて旅行記を書いていきたいと思います。

旅行にいったつもりで楽しんでください✨

有名建築家の建物

今回は有名な建築家の方の建物を見に行く旅でした。
皆さんは「建築家」ってどんな人かイメージできますか?
海外で有名な人だとル・コルビジェやガウディでしょうか。
名前を聞いた事がある人もいるのではないでしょうか?

日本人の建築家もたくさんいます。
オリンピックのコンペが通り現在建築中の新国立競技場の設計者「隈研吾」さんは名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
以前は丹下健三さんが設計した代々木体育館でした。ちなみに、丹下健三さんは現在の都庁の設計者でもあります。
意外に普段から使っている建物が有名な建築家が設計している事は多いです。

有名な建築家が設計していても、個人宅だと見る事はできません。
だから公共建築物や美術館などを設計していると私達も見に行けるので嬉しいです。

ちなみに、素敵な家に住みたい!と思ってる方。
自宅を有名な建築家の方にお願いしようと思っている方は覚悟が必要です。
有名な建築家の設計は「住みやすさ」より「デザイン」が優先される場合もあるようです。
聞いた話ですが、
部屋から部屋に移動する場合に「傘をささないと」移動できない家がある。
冬は家の中なのに「コートを着て」すごさないといけない家がある。
などなど、素敵な家に住むのにも色々あるようです。
色々面白エピソードは聞いたことがあるので、それについてはまた今度まとめて書きたいと思います。

木の香りと光でリラックスできる建物


今回紹介する建物は両方岐阜県の建物になります。
はじめに紹介するのは「みんなの森ぎふメディアコスモス」です。
こちらは図書館を中心とした複合施設です。
JR岐阜駅または名鉄岐阜駅より徒歩約25分、バスだと15分の位置にあります。
2015年に開設した公共建築で、建築家「伊東豊雄」設計の建物です。

伊東豊雄さんが設計した建物は有名なものがいくつもあります。
例えば関東に住まれている方だと表参道にあるTOD’Sの店舗を見た事がある方はいるのではないでしょうか。

このように雑誌の表紙も飾っています。

他には私は東北にある仙台メディアテークにも行った事があります。
後は岐阜に瞑想の森 市営斎場もありますね。
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瞑想の森 市営斎場

今回行った「みんなの森ぎふメディアコスモス」ですが、まずは外観がこちら。
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ガラス張りでおしゃれな建物です。
ちなみに、前側にくっついている平屋の部分はカフェになっていました。

そして中に入ってまず目を奪われるのが、ガラスで遮られた本棚。
こちらの本棚は閉架図書なんです。めちゃくちゃオシャレですよね。
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普通の図書館は2階にあり、こちらは閉架図書のためほぼ人が見当たりません。
閉ざされた所にある閉架図書をこんな風にガラス張りにするだけでオシャレだし、建物の真ん中のため日光もあたらないし良いアイデアだなと思いました。

そして、メインの2階に進んでいきます。
2階に行ってまず感じるのは木の香りです。
すごくいい香りで癒やされます。図書館は小さなお子さんから勉強をしている学生さんまで多くいます。この香りの中本に触れるのはすごくいいなと思いました。

そして目に飛び込んでくるのは特徴的な天井です。
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これが木の香の正体です。
うねるような天井とそこから柔らかに差し込む光がすごく素敵な空間でした。

窓際は明るい光がさしこみます。
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大きな窓のそばにはイスも置いてあり、空や景色を見ながら優雅に読書もできそうでした。
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ちなみにこんな変わり種の読書スペースも(笑)
小さなお子さんは喜んでここで読むんじゃないでしょうか。
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こんな素敵な図書館が家の近くにあったらいいなぁと羨ましく思いました。
こんな図書館なら朝から番まで入り浸っても楽しい時間を過ごせそうです。

みんなの森ぎふメディアコスモス
〒500-8076 岐阜県岐阜市司町40番地5

独特の形と光の入り方が美しい建物


次に見に行ったのは「多治見市モザイクタイルミュージアム」です。
こちらは建築家「藤森照信」の設計です。

藤森さんは個人住宅の設計が多いです。独特な家が多いのが印象です。

そしてこのモザイクタイルミュージアムも独特な外観です。
モザイクタイルミュージアム多治見駅からバスにのり17分ほどで到着します。
外観はこんな感じです。

こちらも雑誌にのっています

厚みはあまりない建物のため友達は「ロールケーキを切った建物みたい」と称していました(笑)
モザイクタイルのミュージアムのため、タイルの原料になる粘土を切り出す採土場を模しているそうです。

入り口は道路より下にありますので、ぐるりとまわって近づいていきます。
外壁には一部モザイクタイルが貼ってあってかわいいです。
そしてミュージアムの入り口がこちら
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可愛らしい入り口で、あまりミュージアムっぽくはありません。
そして、まずは4階へと進んでいきます。
その階段がすごく素敵でした。
建物の中は塗り壁になっているのですが、光の入り方がすごく素敵で神秘的です。
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そして4階にいくと、そこは外部空間でした。
そこにはモザイクタイルを使用した作品が並んでいました。
また目を奪われるモニュメントがありました。
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この丸い穴から外の空気や雨が降っているときは雨も入ってくるそうです。

その後は3階2階と降りながら、タイルの歴史や作り方などの展示を勉強しました。
タイルがどういう風に作られるかは知らなかったので、すごく面白かったです。

そうして1階に戻ってきます。
そこでは体験教室や、売店もあるのでタイルの詰め放題の販売なども行われていました。
私が気になったのはこちらです。
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モザイクタイルが貼られた車です。
ちなみに、車の中には人形も入っているのですが、そちらもタイルが貼ってあるというこだわりようでした(笑)

最近はDIYの流行りでタイルを自分でアクセントとして使ったりする方も多いそうです。
可愛らしい金魚の形をしたタイルやハートのタイルなど色々なタイルがありました。
面白いし勉強になるので見に行ってみてはいかがでしょうか?

多治見市モザイクタイルミュージアム
〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町2082−5

まとめ


いかがだったでしょうか?
今回は建物に焦点をあてて旅行の感想を書いてみました。

有名な建築家の建物は光や見え方など、考えながら見るとすごく面白いです。
美術館や図書館などの公共の建築物は有名な建築家が設計している場合も多いです。
旅行に行かれる際は、そういう視点でも行く場所を考えると面白いかもしれません。
旅行以外でも、調べてみると案外身近に建築家の設計した建物は多いものです。
あなたの家の近くにもあるかもしれません。

街を散歩しながら建築に触れ、ご自身の感性を磨かれるのも良いのではないでしょうか。
また一つの話のネタとしても建築や美術館は話題になります。

今度のお休みは建築に触れ芸術に触れに出掛けてみてはいかがでしょうか?