東京にある高級家具のショールームに行ってきました〜高級家具のABC〜カッシーナ編
こんにちはRITUです✨
今日は先日仕事で行った高級家具のショールームについて書いていこうと思います。
家を購入する場合や引っ越す場合などぐらいしか家具屋さんにはいかないという方も多いのではないでしょうか?
かくいう私もその一人ですが(笑)
先日行ってみてとても面白く勉強になったので備忘録&日記として書いていこうと思います。
高級家具のショールームはその場に行くだけで、セルフイメージが上がるので
将来素敵なお部屋に住みたいという方は一度見に行ってみると具体的な金額から座り心地、サイズ感までのイメージをつかめるのでオススメです。
高級家具のABCといえば・・・?
さて高級家具、高級家具と書いてきましたが、高級家具の「ABC」と呼ばれるメーカーはご存知でしょうか?
A:アルフレックス
1951年にイタリアで生まれ、その後1969年に海をわたり「イタリア生まれ、日本育ち」のブランドとして、イタリアの合理性と日本の価値観や住環境に適したものづくりによって、長くお使いいただける家具と、心豊かに暮らすためのライフスタイルを提案しています。
B:B&Bイタリア
B&B Italiaは、先見性のある起業家ピエロ・アンブロジオ・ブスネリによる1966年の設立以来、 ホーム事業部、コントラクト事業部ともに、世界の家具デザイン界でリーディングカンパニーの地位を築いてきました。 ミラノ北部に位置する本社は、後に世界的に有名になったレンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースによる設計で、 パリにあるポンピドゥーセンターに先駆けて1972年に完成したものです。
C:カッシーナ
カッシーナ社では主にふたつのコレクションが展開されます。 ひとつは「I Maestri(巨匠たち」の意)」。20世紀初頭の巨匠建築家たちの作品を復刻したシリーズです。 そしてもうひとつは「Contemporary」。現代を代表する建築家やデザイナーとのコラボレーションによるもの。ヴィコ・マジストレッティ、マリオ・ベリーニなど、世界的な建築家やデザイナーが名を連ねています。 そして、建築やモダンアートで影響力のあるデザイナーたちと共に、偉大なるイタリアンデザインの伝統を更に進化させるべく1968年に設立された「simon」ブランドがコンテンポラリーコレクションに加わりました。
どのメーカーもモダン家具を得意とし、高級家具と言われるだけありソファー一脚が100万超えするものがほとんどです。
青山や恵比寿にショールームを構えており、高級ブランドのドアマンがいるお店と同じくらい敷居は高くなっております(笑)
カッシーナのショールームにいってきたよ!
今回はABCのなかでもC「カッシーナ」にお邪魔してきました。
仕事でいったため入りにくさというものはありませんでしたが、平日の昼間こんな高級家具点にお客様何人かいたことは衝撃でした!
私と同じように仕事で来ているのかもしれませんが、お金はあるところにはあるものですね。
今回は仕事でお邪魔したカッシーナですが
以前このブログでも書きましたが、私は将来インテリアの仕事もしたいと思っています。だから今回は自分自身の勉強も兼ねて色々なお話を聞くことができとても有意義な時間となりました。
以前の記事はこちらをご参照ください。
革のソファーってなんでこんなにも高いのか?
(写真:革の毛穴をのぞく)
イタリア家具といえば「革張り」のソファ。
そんなイメージが強い私ですが、みなさんはどのようなイメージをお持ちですか?
そして革張りのソファーって高い!確かに見た目も高級感あるし布製のものより金額もあがるはわかるが・・・と思っていのですが。
今回お話を聞いて金額にとても納得しました。
まずカッシーナでは革は「X」「Y」「Z」というランクに識別されます。
ちなみにZが一番高い革です。
でもさわり心地が他とは全く違うんです。実際触ってみて・・・もうずっと触っていたい感じです(笑)
X、Yは牡牛。Zは雌牛の革。
Zは銀層をやすっておらず塗料も薄く型押しもしていないため、なんと革をルーペでのぞいてみると牛の毛穴が見えるのです・・・!
逆にXは塗料を濃く塗装しており型押しもしているため小さなキズはそれにより隠れます。
隠すことができないZは使える部位が少なくなり歩留まりは50%になってしまうそうです。
あんなに大きな牛でソファーを1脚しか貼れないと思うと金額の高さもうなずけます。
そして是非革の違いを実際に触って体験してみてください。
お店の方いわく実際に触ると皆さん「Z」を選ばれるとか(笑)
あのいつまでも触ってみたくなる体感を是非体験してみてください。
ショールームの中を見学 セルフイメージが上がる
お店の方にお話を聞いたあとは実際に見て触って座っての体験タイムです!
カッシーナといえば「これ」という代名詞にもなっていそうな「マラルンガ」から
マラルンガはなんといっても背もたれを好きな角度に曲げられることが一番の特徴ではないでしょうか?有名だから知っていましたがやはり座るとおちつきます。
ただ、全てのソファーに入れることなのですがちびっこの私には少し座面の奥行きがありすぎることだけが残念!
ちなみに貧乏性の私のような人は3人がけのマラルンガに4人で座ろうとするそうですが、それは駄目と言われました(笑)
ちゃんと3人がけの場合は3人で座りましょう。
他に印象深かったのは女性の指一本で持ち上げることができる「スーパーレジェーラ」
女性でも持ち上げられると言われたから持ち上げてみました。
確かに指1本でも持ち上げられる軽さ&フォルムがシャープで格好良いです。
ただ指1本でずっと持ち続けるのは重いかな(笑)
掃除の時に椅子を動かす際などはとても簡単にできる軽さだとは思います。
まらカッシーナコルビジェの「LCシリーズ」まで色々な家具を見学しました。
LCシリーズは様々なものがあるのですが、私が気になったのは特にこれ。
「LC2」のブラックとホワイトのツートーンカラーというなかなかインパクトのあるソファーです。ちなみに一人がけのソファですが100万超えです。
めちゃくちゃ格好良くて、ただこの家具を主体に部屋のコーデイネートを考えないと一気に崩れてしまいそうな大胆さ。しかしその大胆さに惹きつけられる。そんな家具でした。
まとめ
今回は高級家具のABCの一つ、カッシーナにお邪魔した体験レポートを書きました。
これらの家具はどれもモダン家具のため、クラッシクの家具屋さんに行った時のことやABCの他の家具屋さんに行った時の体験は別の機会に書きたいと思います。
高級家具となるとなかなか機会がないと訪れる機会は少ないです。
しかし座るだけで自分自身のセルフイメージが上がり、その家具の大きさからもっと大きな部屋に引っ越したい、自分自身もステップアップしていきたいと思える空間でとても良かったです。
引っ越す予定がない方もいつかは素敵な家に住みたい、素敵な家具を持ちたいと思っている方は一度立ち寄ってみると、よりリアルに体感できていいかもしれません。
それでは今日はこのへんで終わりたいと思います。
カッシーナ・イクスシー青山本店
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