プロに教わったインテリアや建物を見栄え良く撮るコツ!ちょっとした工夫で全くの別物に
皆さんはインスタグラムはやっていますか?「インスタ映え」という言葉が流行るくらい写真を撮っている人が増えた気がします。
インスタ映えではありませんが、写真の撮り方を少し意識するだけで被写体の魅力の伝わり方が大きく変わる事はご存知ですか?
今回はプロに教わった魅力的な写真の撮り方の話です。
こんにちはRITUです✨
私は以前建物やインテリアのコンテストに関わった事があります。
そこで写真の撮り方がすごく大切だなと思うことがありました。
コンテストで評価されなかった作品が実際にプロに撮ってもらうと全然印象が異なっていたんです!はじめからプロに撮ってもらった写真をだしていれば落選ではなく入選していたのにと思った事を今でも覚えています。
ただ私は感性で撮るタイプなので、どうやったらより魅力的な写真を撮れるかわからない(笑)
そんななか先日プロに写真の撮り方について聞く機会がありました。
プロって大きな一眼レフのカメラを持って、撮るものによってレンズを変えて・・・というイメージはありませんか?でもその方いわく今の携帯カメラは高性能だから高いカメラを買わずとも携帯カメラで全然大丈夫だそうですよ。
今回はその時学んだ事について自分の備忘録も兼ねて書いていこうと思います。
旅行に行った際に風景を撮る時
友人や恋人、家族と撮る際も主役は人物でも背景が異なるとやはりその写真から与えられる印象は異なってくると思います。
せっかく撮るならより魅力的な写真を!簡単なことばかりなので是非意識してみてください。
写真いつ撮っていますか?
建物の写真を撮る際も、室内の写真を撮る際も一緒の注意ポイントです。
いつ写真を撮っていますか?朝?昼?夕方?夜?
いつでもいいとか思ってますか?いつ写真を撮るかによって雰囲気が大きく変わるんです。
一番いいのは朝「午前中」です。
午後に写真を撮ると太陽の高度が下がるため影が長くなるのです。
だから午前中に撮るのが最適とのこと。
ちなみにプロは三脚を立てて室内の写真を撮ります。
その時に窓がはいる場合は窓の外側の景色と窓の内側室内を別々に撮ります。
その後にその2つの写真(窓の部分)を合成させるんだそうです。
窓の 内側(屋外側)に焦点をあてると外が明るいため室内が暗くなります。
しかし、窓の外側(室内側)に焦点をあてると窓が明るくなりすぎて白飛びするからだそうです。
美しく撮るためにはそんなテクニックがあるのかと驚きました。
ただ、私達はカタログやコンテストの写真をとるわけではないので、合成などは不要かと思いますが(笑)
「写真を撮る時は午前中」ぜひ合言葉のように覚えておいてください。
縦横のラインを水平垂直に
次に大切なことが縦横のラインを水平垂直に合わせるということです。
知らず知らずうちに斜めになっていたり、アオリやフカンになっていたりします。
ちなみにアオリとは下から上を撮っている時になるもの。
フカンとは逆に上から下を撮っている時になるものです。
慣れないと知らず知らずのうちに写真の構図がゆがむのですが、まっすぐ撮ったほうが素敵にとれます。
※もちろんあえて歪んで撮る場合もありますし、接写の場合は気にしなくていいです。
見比べるとこんな感じです。
これはわかりやすく大げさに斜めにしましたが、上が歪んでいて下がまっすぐ撮ったものです。
イメージが大きく変わる事がわかるでしょうか?
さて、まっすぐ撮ったほうがいいよと書きましたが、これがなかなか難しいのです。
簡単にまっすぐ撮れる方法について書いていこうと思います。
カメラの設定を追加しよう
簡単にということで、カメラは携帯のカメラを想定しています。
今の携帯のカメラは高性能だからバカにできません。
そして便利な機能もついています。
私の携帯では、カメラの設定を開いて「撮影補助ライン」をONにするだけでした。
ちなみにiPhoneの場合はカメラの設定で「グリット」をONにすればOKです。
ONにするとこのように画面にグリッドが表示されるので、後は被写体の縦もしくは横のラインをこのグリッドに合わせて写真を撮るだけです。
見切れる場合はどうするの?
まっすぐ撮ってください。と書いてきましたがビルなど高い建物を撮りたい場合はどうするんだ!という疑問を解消していきたいと思います。
ちなみに上の写真は新宿にあるモード学園コクーンタワーを撮ったもの。
見事に見切れております(笑)
もちろん自分自身が撮影する場所を離すことによりカメラに被写体が納まり、かつ垂直がとれるのであれば問題ありません。
例えば一面の原っぱにポツンと高い建物が建っていれば撮ることは可能でしょう。
(なんかRPGの中ボスがいそうな塔とかみたいですね(笑))
しかし実際、高層ビルなどがある場所は周りにも建物が乱立しています。
自分が後ろに下がれば下がるほどごちゃごちゃしてしまうし、なんなら見えなくなることもあると思います。
その場合の対処方法についても教えてもらいました。
オススメアプリの紹介
この写真はアプリで修正を加えたものです。
コクーンタワーが見切れずにかつ垂直をとった状態で写っています。
写真加工アプリであれば今は簡単に修正できるものが多いですが、私が使っているのはこちらです。
アプリのインストールをしたら
①まず全てが納まるように写真を取ってください。
隣のビルを見るとわかるんですが、アオリで撮っているため歪んでいます。
下の方が大きく上が細く見えるため下半身デブになっています。
これではいただけないということで加工します。
②写真をアプリで加工します。
一番下のトリミングボタンを押し、画面中央にある変形を選択します。
今回は垂直方向が歪んでいるので、垂直方向を選び後はカーソルを左右に動かすだけです。
コクーンタワーは変形した建物で垂直を取りにくいため、横のビルの垂直に合わせて修正しました。
比較したものがこちらです。
左が修正済。右が元の画像になります。
スッキリとしたフォルムに変わったのが一目瞭然だと思います。
高い建物を撮る場合は是非試してみてください。
まとめ
今回はプロから教わったインテリアや建物を見栄え良く撮るコツについて書いてきました。
私は建物が好きだからすごーく参考になったのですが、旅行に行った際やインスタに風景をのせたい!という時にも少し意識するだけで見栄えが大きく変わります。
簡単なことばかりなので是非、写真を撮る場合は意識してみてください。